雇用契約の流れについて詳しくご紹介
2022/04/15
従業員を雇うことになったら雇用契約を結ぶ必要があります。
では雇用契約は具体的にどのような流れで結ぶのでしょうか。
そこで今回は、雇用契約の流れについて詳しくご紹介します。
書類の手続き
雇用契約を結ぶ際は、雇用契約書と労働条件通知書を交付します。
その後、雇用保険被保険者証・住民票・扶養控除等申請書・年金手帳・マイナンバーを提出してもらいます。
また中途採用の場合は源泉徴収票が必要で、健康診断書を提出するケースもあります。
資格などが必要な会社は、合格証明書や免許書のコピーも必要です。
保険・税金の手続き
主に社会保険・雇用保険・住民税・所得税の手続きをおこないます。
社会保険は年金事務所や厚生年金基金、雇用保険についてはハローワークで手続きをしてください。
法定三帳簿を用意する
法定三帳簿とは、労働者名簿・賃金台帳・出勤簿のことをいい企業側が用意しなければならないものです。
労働者名簿は、労働者の名前や住所、業務内容を記載します。
賃金台帳は労働時間や賃金、出勤簿は始業時間や就業時間などを記載する必要があります。
備品の準備
従業員を雇ったら、円滑に業務に入れるよう備品の準備をします。
社員証やデスク、パソコンや制服など業務で必要なものを用意しましょう。
まとめ
今回は、雇用契約の流れについてご紹介しました。
スムーズに従業員を雇うためにも、企業側もどんな流れで雇用契約をおこなうのかしっかり把握しておきましょう。