株式会社萬年

溶接作業のマスク必要性は?

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溶接作業のマスク必要性は?

溶接作業のマスク必要性は?

2022/01/15

溶接作業を安全に行う為には、マスクを着用しなければいけません。
マスクを着用せずに作業を行うと、重大な健康被害に繋がる危険性があります。
今回は溶接作業とマスクの必要性について解説します。

溶接作業とは

溶接作業は、電気やガスの熱で金属を溶かし接合する技術をいいます。
製造業で幅広く使われる技術で、溶接作業をする職人を「溶接工」といいます。
溶接には「融接」という技術があり、接合面に熱を加えて溶かす「アーク溶接」というものが主流です。
溶接作業は危険を伴う作業です。
溶接工を危険から守るために、作業中は遮光・防じんマスク・革の手袋・エプロン等の防護服着用が必須になります。

溶接作業とマスクの必要性

溶接作業にはマスク着用が必須です。
アーク溶接作業中に高濃度の「溶接ヒューム」が発生します。
「溶接ヒューム」には複数の化学物質が含まれ、吸引すると労働者への健康被害に繋がります。

「 厚生労働省令」の改正に伴い、特定化学物質(第2類物質)に「塩基性酸化マンガン」が指定されました。
また「溶接ヒューム」に係る「特殊健康診断」について「6か月以内に1回、定期に実施」という規定が定められました。
溶接作業は危険な作業なので、「溶接ヒューム」吸引を防ぐため必ずマスクを着用して下さい。

溶接作業マスクの種類

溶接作業マスクには2種類あり、それぞれ特徴があります。

使い捨て式防じんマスク

「メカニカルフィルター」「静電フィルター」「活性炭フィルター」タイプがあり、作業時の溶接ヒューム吸引を防ぎます。
使い捨て式防じんマスクは洗って再利用することは出来ません。
使用限度時間が各商品で定められていて、使用限度時間を過ぎれば交換が必要です。
使用限度時間内でも型崩れ・目詰まりが発生した場合は交換して下さい。

取替式防じんマスク

本体部分は繰り返し使用し、フィルターろ過部分は交換可能なマスクです。
「メカニカルフィルター」「静電フィルター」で作業時の溶接ヒューム吸引を防ぎます。

まとめ

溶接ヒュームは空気中に細かな粒子として残留し、吸引すると重大な健康被害を起こす危険があります。
安全に溶接作業をするためにも、必ずマスクを着用して下さい。

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