社会保険の種類について
2023/03/03
社会保険は社会保障制度の1つで、ケガや病気、失業など万が一の時に備えた保険です。
しかし、さまざまな精度が絡み合っているので、いまいち仕組みが理解できないという人もいると思います。
そこで今回は、社会保険の種類について解説していきます。
医療保険
医療保険とは、ケガや病気で医療機関を受診した際にかかる医療費を自治体や国が一部負担してくれる制度です。
会社員は健康保険、自営業者などは国民健康保険など、雇用形態や職種によって加入する保険の種類は異なります。
年金保険
年金保険とは、65歳から老後資金を受け取るために働いているうちに保険料を納める制度です。
自営業者やフリーター、無職の人は国民年金保険、公務員や会社員は国民年金保険と厚生年金保険に加入します。
介護保険
介護保険とは、40歳以上で要介護認定された場合に介護サービスを受けることができる制度です。
65歳以上を第1号被保険者、40~64歳までを第2号被保険者と言います。
雇用保険
雇用保険とは、就業が困難になった場合や失業した際に給付金を受け取れる制度です。
ただ、誰でも加入できるわけではなく、いくつかの条件を満たした人のみ加入することができます。
労災保険
労災保険とは、勤務中や通勤途中にケガや病気が発生した場合に、医療費や休業中の補償が受けられる制度です。
保険料は事業主の全額負担となるので、労働者が保険料を納める必要はありません。
まとめ
社会保険は万が一のときに備えた保険制度で、5つの種類があります。
それぞれの内容を把握しておくことで、何か起こった際にも冷静に対応することができるでしょう。