クレーン作業の危険予知にはどんなものがあるの?
2021/08/21
クレーン作業の危険予知としては何が挙げられるのでしょうか。
詳しく解説していきます。
クレーン作業の危険予知
クレーン作業で考えられる危険とその対策について見ていきましょう。
クレーンで吊っていた荷物が落下する
荷崩れやワイヤーロープが切れることにより、クレーンでの作業中に荷物が落下してしまう危険が考えられます。
この対策としては、作業前に荷物の状態や玉掛けワイヤーロープの状態を確認することが大切です。
地盤が安定せずにクレーンが転倒する
移動クレーンなどの場合、地盤が安定していない場所で使用すると転倒に繋がる危険が考えられます。
対策では地盤の状態を確認することはもちろん、地盤の養生をきちんと行うことがポイントです。
定格荷重以上のものを吊ってしまいクレーンが転倒する
定格荷重を超える荷物を吊り上げることで、クレーンが転倒し運転手や周りにいる作業者が怪我をする危険が考えられます。
これに関しては重量目測をすることや過負荷防止装置の有効化が対策になります。
吊っている荷物が振れることで作業者が挟まれる
作業を行なっているすぐ近くに人がいると、吊っている荷物が振れた際に挟まれる危険が考えられます。
必ず危険となる範囲に人がいないことを確認してから作業を開始するようにしましょう。
また玉掛け合図者とクレーンオペレータの連携も対策の一つです。
まとめ
クレーン作業の危険予知には荷物の落下やクレーンの転倒などが考えられます。
そうした危険を発生させないためには、事前の確認や周囲に気を配ることが大切になるでしょう。