溶接の種類について
2022/01/08
一口に溶接といっても、その種類は60種類以上あります。
そこで今回は、代表的な溶接の種類をご紹介しましょう。
溶接は大きく分けると3種類
溶接は、大きく分けると3種類に分類されます。
融接
母材同士を、溶けた状態にしてくっつける溶接のことを「融接」と呼びます。
融接にもいくつか種類があり、代表的なものはアーク溶接、電子ビーム溶接、レーザー溶接、プラズマアーク溶接などです。
圧接
圧接は、熱と圧力によりくっつける方法のことを指します。
母材を重ね合わせ、電極で挟んで電流を流すことで圧力と熱を発生させてくっつけます。
熟練した技術が必要ないため、効率よく作業を進められます。
またコストを抑えられるので、大量生産しなければならない時におすすめです。
ろう付け
ろう付けは奈良の大仏などにも使われる、伝統的な溶接方法です。
接着剤がわりに使用する素材をガスバーナーなどで溶かして、母材同士をくっつけます。
異なる素材同士の接合や、厚さが異なる素材同士の接合に向いています。
はんだ付けとろう付けは、接着剤がわりに使用する素材の融点が異なります。
はんだ付けは450℃以下を指し、ろう付けは450℃以上を指します。
まとめ
溶接には様々な種類があります。
また、扱う素材などにより使われる溶接の種類は異なります。
お仕事を探す際は、自分の技術とマッチした企業を探す必要があります。
当社では、それぞれの技術に見合った就業先をご紹介いたします。
就業後のサポートもしっかりと行いますので、安心してご登録ください。