クレーン作業の安全対策には何があるの?
2021/08/05
クレーン作業を安全に行うために、どのような対策が考えられるのでしょうか。
詳しく解説していきます。
クレーン作業の安全対策
安全対策には作業に直接関わるものと保守点検に関わるものがあります。
作業に関わるもの
クレーン作業で事故が起こる原因としては、運転操作や玉掛け作業のミス、運転者と合図者または玉掛け作業者との連携が上手くいっていないなどが挙げられます。
慣れている作業だからといって手順通りに作業しなかったり、基本を大切にしないことでこれらの事態を引き起こすと言えるでしょう。
・定格荷重を超える荷重をかけて使用はしない
・地盤が安定していない場所での使用はやめる
・荷物を吊ったまま運転位置から離れないようにする
・強風などの危険がある場合には無理に作業しない
・つり荷の下には作業者が入らないように注意する 作業内容によってこれ以外にも注意すべき点はありますが、当たり前と思われることでもきちんと守ることが重要です。
保守点検に関わるもの
クレーン自体に問題がないかを確かめることも、クレーン作業の安全対策には欠かせません。
保守点検を行うことは法令で定められています。
作業開始前の点検はもちろん、月例検査や年次検査も忘れずに行うようにしましょう。
まとめ
クレーン作業の安全対策は作業面と点検面の両方を意識することが大切です。
現場によって運ぶ荷物や作業内容は異なりますが、いつでも基本を忘れずに作業することが安全を守ることに繋がるでしょう。