クレーン作業に必要な資格には何があるの?
2021/08/17
クレーン作業にはどんな資格が求められるのでしょうか。
詳しく解説していきます。
クレーン作業に必要な資格
クレーン作業は資格を持たない者は行うことができません。
実際にどんな資格があるのか見ていきましょう。
クレーン・デリック運転士免許
クレーンとデリックの両機種を扱える免許です。
ちなみにデリックとは、原動機を使いワイヤーロープを操作しながら荷物を吊り上げる装置になります。
この免許を持つことで、移動式クレーン以外のクレーン操作が可能です。
またクレーン・デリック運転士免許には、限定なしとクレーン限定、床上運転式クレーン限定の3種類があります。
移動式クレーン運転士免許
トラッククレーンやクローラクレーンなどを操作する時に求められる免許です。
持っている免許や受けた講習によって、吊り上げられる荷物の荷重が変わってきます。
・吊り上げ荷重5トン以上…移動式クレーン運転士免許
・吊り上げ荷重5トン未満…小型移動式クレーン運転技能講習
・吊り上げ荷重0.5トン以上1トン未満…移動式クレーン運転特別教育
玉掛け技能講習
クレーン作業時にクレーンの操作以外で必要となるのがこの資格です。
吊り上げ荷重1トン以上のクレーンや移動式クレーンを扱う場合、荷物の掛け外しは玉掛けの資格がないとできません。
まとめ
クレーン作業に必要な資格には、クレーン・デリック運転士免許、移動式クレーン運転士免許、玉掛け技能講習があります。
どの資格を持っているかで行える作業も変わってくるため、積極的に取得を目指していきたいですね。